パッチ Tシャツ　半袖　白

その胸のポケットに
どんな布地がついていたら
楽しいのか。嬉しいのか。

そんなことを考えていたら
日本中、世界中の布地をつけられたら
その土地の風土まで感じられたら
一番楽しくて、一番嬉しいんじゃないか。

それが例えば捨てられてしまう端切れなら。
それをハートにつけるのなら。
いつもとは違う、ファッションの喜びを。

端切れと愛を、胸ポケットに。
そんな想いから生まれた
耕人オリジナルの「パッチTシャツ」プロジェクト。

第一弾は静岡県・浜松市の
遠州綿紬をお届けします。

静岡県浜松市では
江戸時代に農家の冬仕事として
「機織り」が始まったとされています。
遠州地方は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ
棉作り(わたづくり)に適していて
三河、泉州とならび、綿の三大産地として栄えました。

糸を先染めし
織機で織りなす遠州綿紬。
まさに綿を紡ぐ。

今回はそんな遠州綿紬を
今の時代に紡いでいる
ぬくもり工房さんと協業することができました。

さまざまに織られた反物が
縫製されるために切り抜かれる。
そこで生まれる端切れ。

そこからポケットが取れる端切れを選ぶため
柄はさまざま。
ここには掲載しきれないほどの柄。
残念ながら、コントロールできるものではなく
柄はお選びいただくことができません。
お届けする柄はランダムです。

ただ、それも一期一会の喜び。
届いた柄を愛してあげてください。
遠州の風土と、そのバックストーリーとともに。

Tシャツのボディは綿100%。
大きすぎず、タイト過ぎない
ちょっとオフィシャルでも
ちょっとカジュアルでも。
一番重宝するスタンダードな形を選びました。

上からジャケットも羽織れるし
カジュアルなスニーカーとの相性も抜群。
オフィシャルだけどちょっと外したい。
むしろガンガンディリーユース。
そのどちらでもお使いいただけます。

私のおすすめは
色々気にせずバンバン着る。
だって、Tシャツってとっても優秀。
散々に着倒したあとは、手頃なサイズにカットして
ウェス（Tシャツ布地の雑巾）として
最後の最後まで働いてくれるから。
それが耕人の本望でもあります。