#一輪のための舞台であり、私たちの土台
![](https://cozyin.jp/wp-content/uploads/2022/11/base101.jpg)
循環をそのまま形に。
ビンと缶をモチーフにした、ひのきの一輪挿し。
日本の山の5割以上は針葉樹。杉やひのき。
高度成長期に、住宅の柱に必要な針葉樹を
たくさん植えました。
針葉樹の人工林の割合は9割を超えます。
針葉樹は広葉樹に比べ、成長が早い。
それが人口増加時代には重宝されました。
ただ、今は
高度成長期を過ぎ、人口が減少傾向。
木造建築以外にも建築方法が増え
よく育つ針葉樹は、次第に行き先を失いつつあります。
適度な循環を作らなければ
山は荒れてしまいます。
そんな思いを
少しでも形にできればと
リサイクルされるビンや缶をモチーフに
針葉樹のひのきで作られたのが
このBASEシリーズ。
一輪挿しなら英語でvaseですが
そんな意味が込められている一輪挿しです。
![](https://cozyin.jp/wp-content/uploads/2023/01/base201.jpg)
製作するのは
静岡の挽物耕人、挽物所639。
製作するのは
静岡で活動をする、挽物所639。
丸いものならなんでも削る。
実際につくるのを見てみると
木工旋盤という機械で
最もカンタンに姿を見せます。
そう見えてしまうくらいのスピード。
実は決してカンタンではないのです。
刃物鍛治も自身で行い
切れ味を相談しながら研ぐ。
その分身のような道具だからこそ
違いない形を生み出していけるのです。
![](https://cozyin.jp/wp-content/uploads/2022/11/base_can_s03.jpg)
試験管が入っているので水も入る。
ひのきと木固め材のスベスベの肌。
一輪挿しなので
内部にはしっかり試験管が入っています。
木ですけど、水も入ります。
生花も大丈夫。
ひのきはキメが細かく
元々スベスベしていますが
木固め材を含浸させて
さらに磨いているので
触った方が皆驚くほどに
スベスベです。
![](https://cozyin.jp/wp-content/uploads/2022/11/base_can_s02.jpg)
Sは日本独特の形。
小ぶりなフォルムは、脇役として。
Sサイズは、あのコーヒーの缶。
海外ではあまり見かけない
日本独特なサイズ。
小ぶりの一輪挿しは脇役ですが
やはり名脇役が暮らしにも必要。
ベットサイドに。
本棚のエンドに。
ときどき心を動かされる野花、ありますよね。
不意に子どもが摘んできた野花も
しっかりホールドしてくれます。
しっかり飾った後には、おし花に。
受け皿があれば
思い出は2倍にも、3倍にも。
もちろんドライフラワーなら
ずっと楽しんでいただけます。
商品について
サイズ | 幅51mm×奥行51mm×高さ105mm |
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素材 | ひのき |
カラー | ナチュラル(木固め材) |
メーカー | 挽物所639(静岡)/knot(静岡) |
取扱上の注意
天然のひのきを使用しておりますので、色味や木目が一つずつ違います。
節が入っていることもございますが、ご指定はいただけませんのでご了承ください。
内部に試験管が入っており水を入れることができますが、落とさないようご注意ください。
本体は木固め材という含浸塗料で仕上げています。木の器などにも使用される塗料ですのでご安心ください。
“これをつくった耕人のコメント”
木を回転しながら削って、形を作り出していくのがこの商品の特徴です。
回転した木材に刃物を当てて削っていくと、ヒノキの香りと刃物を当てる音が心地よく感じます。
比較的柔らかいヒノキの肌目を綺麗に仕上げるのは大変ですが、集中しながら形を整えていきます。
一本一本の木に向き合って加工したBASEシリーズを手に取って、木の暖かみや肌触りの良さを感じていただけると嬉しいです。