静岡県浜松市
Hamamatsu
Shizuoka
静岡県も横に長い。西に車を走らせると、磐田市の辺りからタテに伸びる駅直結の商業施設・アクトタワーを道標にすることも多くあります。治水にかなりの年月と努力を費やした天竜川を渡るとそこは浜松市。大きな産業も抱えながら賑わう浜松市では、毎年ゴールデンウィーク中に開催される浜松まつり」がとても有名。発端は当時この土地を納めていた城主の長男誕生を祝い城内高くに凧を揚げたことが由来とか。遠州のからっ風も影響しているのでしょうか。浜松城を築城した徳川家康とか街が荒ぶる浜松祭りの歴史の中に、大きな産業とは異なる文化と耕人がしっかりと根付いていました。
耕人ぬくもり工房
Nukumori
Koubou
浜松市浜北区に拠点を構えている遠州綿紬・ぬくもり工房。もともと江戸時代に農家の冬仕事として機織りが始 まったとされるこの遠州地方は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、 棉作り(わたづくり)に適していて、三河、泉州 とならび、綿の三大産地として栄えました。工業化に押される今も、職人の手によって作られる「遠州綿紬」はかつ ての産地を今に伝える希少な織物。ぬくもり工房は、人から人へと受け継がれる伝統を大切にしています。
機屋(はたや)の言葉
works
「嫁ぎ先で可愛がってもらえよ、素晴らしい物に作ってもらえよ。この布は、まさに”自分のムスメを嫁に出す”。そんな気持ちで織っている。」機屋(はたや)さんが語る言霊。遠州綿紬は、1つの布が完成するまでに、それぞれの工程で、職人さんがプライドをかけて伝統を守り、昔ながらの製法で丁寧な手作業を繰り返しています。
遠州綿紬の端切れをまた紡ぐ
人の手によって育まれる、どこか懐かしいぬくもりあふれる風合いの遠州綿紬。その製造工程で出てしまう端切れの部分を今回お分けしていただくことができました。浜松のからっ風とその土地に心地よく揺らぐ遠州綿紬をTシャツのポケットで楽しんでいただければと思います。
心地よい商品を暮らしに
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